学び続けることだけは諦めない

バブル崩壊後に生まれた若者視点で観る世の中。諦める教育を施されてきたが、学ぶことだけは諦めたくない。

苦労することは経験を積むことはできるが偉くはない。

SNS等を見ていると、よく若いうちに苦労しとけ。

 

という意見をよく耳にします。これは事実だと思います。

苦労するからこそ経験が積まれるし、それを活かそうという気にもなる。

 

ただ、苦労することが偉いわけではありあません。

自分たちは今の状態になるために、こんだけのことをやったのに今の若いものはそれをやりたがらないからけしからん!

 

そんな発想じゃ誰も幸せになりません。楽をすることのなにが悪いのかわかりません。

そして社会は発展しません。発展するのが正しいかどうかはわかりませんが、発展することで人間が幸せになってきていることは事実です。

テクノロジーが向上することで、1日かかっていたことが、今や数時間や数分。もしくは、時間をかけずにできるようになってきています。

 

それを、使わずしてなんたるか。

それはテクノロジーを発見し、向上させてきた先人たちに失礼ですよね。

価値観は人それぞれです。それを人に強制させるのは間違っている。そう思います。

 

また、けしからん!って発想は、「妬み」などから生まれている発想ですよね。

素直に羨ましいといえばいいのに、ひねくれてしまっているからかやめさせようとする。あなた達の感情に振り回されたくはない。

 

人の成長を素直に喜び、技術の発展を素直に受け入れ、そして、次世代への発展へつなげていく。そんな社会になればいいですね。人間なので難しいかもしれないですが。

 

苦労することはとてもいい経験になり財産になります。それは事実です。

しかし、その苦労をみんなに分かち合えば、集団知として、苦労を経験にできます。そして、それを本に書き記せば、歴史として苦労を分かち合えます。

 

苦労することは大切です。そして、苦労をした人間が立場が向上していくこともよくあることです。ただ、勘違いをしてはいけないのは、苦労をすることがえらいこととしてしまうことだと思います。

 

苦労を分かち合った結果、苦労しなくていい社会がくる。これが大切なのではないでしょうか。なぜ、自分が苦労したから他人も同じ苦労をしないと気がすまないとなるのか。理解に苦しみます。

 

どうせ苦労するなら、そこから発展した先で苦労してほしい、そしてそれを分かち合い、人類共通の財産とするべきだと思っています。