学び続けることだけは諦めない

バブル崩壊後に生まれた若者視点で観る世の中。諦める教育を施されてきたが、学ぶことだけは諦めたくない。

人生における電撃戦と持久戦

みなさま、こんばんは。

青葉あまねです。

 

自分の得意なことや長所を考えたことはありますか?

今回はその話の延長線上ですが、電撃戦や持久戦という言葉があります。

 

第二次世界大戦に遡るとわかりやすい例になるのですが、

 

ドイツはフランスに侵攻し、あっという間の速度で降伏まで持ち込みました。当時、最新鋭だった技術、戦車や軍用機などの活用により、このようなことが可能になりました。数年間の間だけですが、ヨーロッパに新しい秩序をもたらしました。

 

French invasion of Russia collage.jpg

また、ドイツと戦ったソビエト連邦ロシア帝国)では、ナポレオンの時代も含めて、侵攻を長引かせ、ドイツやフランスをじわりじわりと追い詰めていきました。冬将軍や広大な領土がソビエト連邦を救ったともいいますが、勝利したのは事実です。なにを勝利とするかはこの際置いておきますが。

 

このように勝利の仕方だけを切り取ったとしても、ドイツ、ソビエトの場合だけで2パターンあります。これは人生戦略を考える上でも有用な考え方になるのではないか。と、先日ふと思いました。

 

たとえば、勢いで押して契約を勝ち取るのが得意な場合、どこに戦力を配置して、どのように攻めるのかが効果的なのかを考えると思います。これは、電撃戦の考え方が参考になるのではと思っております。対して、コツコツと努力して、相手のスタミナ(補給)が切れたところで盛り返していく。これも戦略になるのではないかと思い、これは持久戦の考え方が参考になるのではないかと思っています。

 

勝ち方は無数にあるので、その人個人が、自分がどちらに向いているのかを考えながら戦略を練っていくのが人生においても必要になるのではないでしょうか。

 

今後、今まで敷かれていたレールは万人に合うことはなくなり、自らレールを敷いていかなければならなくなった今。こういった過去の事例を引っ張り出すことで、自分の得意に合わせた戦略を練ることがとても必要になると感じています。

 

これもひとつの歴史から学ぶということであり、自主的に自立的にオーダーメイドの人生を歩んでいくことに繋がるのですかね。いま現状ではそのように感じます。

 

他にも、0から1を作る仕事は、乱世で国を建国するに等しいのではないかということ。1を10にする仕事は建国した国を維持していくこと。こういった考えもできると思います。貞観政要の「創業と守成」の話がまさにこういうところにも当てはまるのでしょうね。

 

自分の長所を判別するのは難しいですが、ひとつひとつ地道に一歩をすすめていきたいです。

 

青葉あまね